僕の保有銘柄であるトヨタ自動車(7203)は、月初来損益のマイナス幅が減ってきつつあります。
毎日株価の上昇をお祈りしてますが、多少上がったところで取得株価に戻るだけ。
キャピタルゲインを狙っている訳ではないのでいつかと思いつつ、下がっているとひやひやしてしまうので、今の自分は投資ではなくギャンブルしてるんだな。とつくづく思っています。
■ 日経平均株価の概要
- 終値:36,045.38円
- 前日比:+205.39円(+0.57%)
- 5営業日続伸
- 主な牽引役:ソニーグループ、アドバンテスト、TDK など
日経平均は5日連続の上昇となり、2024年末以来の高値圏に突入しています。市場には楽観ムードが広がっていますが、実際には「強弱混在」の状況です。
米国市場の反発とその影響
米国では、前日にナスダックやS&P500が上昇。特にMeta(旧Facebook)などのハイテク企業が好決算を発表し、ハイテク株主導の買いが進みました。
米国の好決算と株価上昇により、東京市場でも買いが先行。アドバンテスト(6857)や東京エレクトロン(8035)など半導体関連銘柄が買われました。
円安の進行と株価押し上げ効果
為替市場では1ドル=142円前後まで円安が進行。背景には日米の金利差拡大や米国のインフレ継続観測があります。
円安は、日本の主力輸出企業(自動車、電機など)にとって追い風。輸出採算が改善し、利益増加期待からトヨタやソニーなどが買われやすくなっています。
国内企業の好決算
2025年3月期決算で、一部企業が市場予想を上回る見通しを発表。
ソニーグループ(6758):今期の営業利益見通しが市場予想を上回り、一目均衡表の「雲」を上抜けたことで株価は+7.1%急騰。
ポジティブな決算によって買い安心感が広がり、市場全体を押し上げました。
日銀の金融政策への期待
4月の日銀金融政策決定会合では現状維持を決定。追加利上げへの警戒感が後退しました。
緩和継続期待が再浮上し、リスク資産への資金流入を促進。金利が上がらないことで、株式が相対的に魅力とされ買いが入りやすい状況です。
今後の注目材料(警戒すべき点)
- 5月2日:米雇用統計 — インフレ再燃懸念や利上げ警戒材料に
- 5月6日〜7日:FOMC(米金融政策) — 利上げ判断やパウエル議長の発言が市場に影響
日経平均はテクニカル・需給・為替の「追い風」ですが、米国経済の減速や政策リスクを背景に、投資家心理は本格的に回復しているとは思えません。中長期的にはまだ慎重な姿勢が必要かもしれません。