仮想通貨投資において、どんなに慎重にやっていても、市場の暴落や予期しない出来事が起こることがあります。特に、2022年のLUNA(テラ)問題やUSDT(テザー)の不安定さなど、突然の変動により多くの投資家が影響を受けました。今回は、僕がFITFI(Step App)を購入した時の反省を通じて、「塩漬け投資」のリスクと、見切りのタイミングについて詳しくお話しします。
購入時の状況と背景
僕は2022年5月に、FITFI(Step App)を約80円で購入しました。理由は、当時流行ったSTEPNが好調だった事。乗り遅れた僕は、同様のプロジェクトに手を伸ばした。ただそれだけです。仮想通貨は高リスク・ハイリターンの投資であるため、「上がるだろう」という安直な考えで購入したことが、後に大きな間違いとなりました。
LUNA(テラ)とUSDT(テザー)問題による市場の混乱
2022年5月にLUNA(テラ)の暴落、さらにUSDT(テザー)の信用不安が表面化したことがきっかけで、仮想通貨市場は大きな衝撃を受けました。
- LUNAの崩壊は、実際に信頼性の高い仮想通貨でも暴落が起こる可能性があることを再認識させられました。
- USDTの安定性が疑われたことで、市場全体に冷や水を浴びせる結果となりました。
判断材料がなくても「雰囲気」を感じたときの見切りの判断
市場全体の不安定さに気づいた時点で、早期に見切りをつける判断ができれば、損失を少なく抑えられたかもしれません。後から振り返ると、信頼性が揺らいでいる通貨に投資を続けることは、リスクが高いという認識をもっと早く持つべきでした。
80円から50円くらいまで下落した際、売ろうか、でもまた戻るだろう。なんていう安直な考えしか浮かばなかったのが一番の原因です。まだ50円で売っておけば損失額は今より少ないものでした。
結果としての損失と学び
最終的に、僕は約3,000枚(当時約240,000円分)のFITFIを購入し、その後の仮想通貨市場の大暴落で約3,000枚を約1,500円で売却。結果として、238,500円程の損失を出しました。この経験から以下のことを学びました。
- 市場の不安定さを感じたらすぐに売るべき。
- 「根拠のない期待」で投資してはいけない。
- 市場全体の動きに注目し、他の仮想通貨の価格変動にも意識を向けるべき。
見切る判断をするための3つのポイント
仮想通貨投資では、塩漬けを避けるために以下のポイントを実践することが重要です。
- 市場の不安定さを感じたら早めに売る。
- 購入時の理由が薄れてきたら見切りをつける。
次のステップ
この経験を活かして、今後の仮想通貨投資では冷静な判断と適切なリスク管理を心がけようと思いました。投資をする際は、リスクをしっかり把握し、信頼できる情報を基に行動することを忘れないでくださいね。